大学卒業生の採用において、後から推薦状を追加する「後付け」が蔓延している問題が浮上している。一方、このような行為を拒否している大学もある。しかしこの問題について、文部科学省は「内定辞退を抑止するために使えばオワハラに当たる」との見解を示した。
2023/06/01

大学生の就職活動が本格化し、内定獲得競争が激化している中、一部企業が「後付け推薦」という方法を利用して、大学から推薦状の提出を学生に求めていることが問題視されている。提出すれば選考で有利になるという面もあるが、内定を辞退しにくくなり、職業選択の自由を制限される恐れがある。専門家からは「学生の心理につけ込んだ新たなオワハラだ」との批判が出ている。

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